ついに“その日”がやってきた
バイクに乗り始めてから、ずっと憧れていた「ツーリング」。
その夢が、ついに現実となる日がやってきました。
職場の先輩方からのお誘いを受け、人生初のバイクツーリングに参加することに。
ワクワクと緊張が入り混じる、そんな朝のスタートでした。
個性豊かなバイクたちと出発前の高揚感
今回集まったのは、バイク好き6人とその愛車たち。それぞれの個性が光るラインナップをご紹介します。
– HONDA XLR250 ×2(うち1台は同期の愛車)

– SUZUKI DR250(私が初めてバイクに触れた思い出の個体)

– SUZUKI バンデット250

– YAMAHA ビラーゴ250

– そして、私の相棒 SUZUKI RMX250S

東京組3人、神奈川組3人が東名高速・海老名サービスエリアで合流し、西伊豆を目指すという計画。
東京組は用賀出入口近くで集合でした。
私はギリギリ集合時間に間に合い、安堵の息をつきました。
旅の始まりは“すり抜け宣言”から
出発直前、ベテランXLR250乗りの先輩が言い放った一言が、旅の緊張感をさらに高めます。
「多分、海老名まで渋滞だろうから、すり抜けしていくぞ。俺についてこい!」――いよいよ、ツーリングの幕開けです。
初めての高速道路、RMX250Sの“クセ”に震える
生まれて初めての高速道路走行。
ここで、愛車RMX250Sの「クセ」に直面することになります。
このバイク、エンジンにバランサーがないため、とにかく振動が激しいのです。
時速100キロを超えたあたりから、ハンドルがぶれ始める。💦
スロットルは「もっと開けて!」と訴えてきますが、ハンドルの暴れが怖くて、それ以上は開けられませんでした。😅
初心者ライダーの“洗礼”
案の定、私は徐々に先輩方に遅れ始め、渋滞に突入。ベテランたちは迷いなくすり抜けを始めますが、バイク初心者の私にはとても真似できるものではありません。車と車の間を時速60〜80キロで抜ける勇気もなく、ただただ緊張と恐怖でいっぱいの初高速道路体験となりました。

次回以降は、いよいよ西伊豆方面へ
果たして、初心者ライダーとRMX250Sの行方は?
続く。