印象的な女性ライダーとの出会い
スクールの参加者の中で、ひときわ目を引く存在がいました。それは、紅一点の女性ライダー。彼女の愛車は、SUZUKI GSX-R1000(もしくは750だったかもしれません)。低く構えたセパレートハンドルのスーパースポーツバイクを、技術が問われる狭いコースで軽やかに操る姿には、自然と目を奪われてしまいます。
タイムトライアルのコースには、360度回転を求められる難所が3つも設けられていました。しかし彼女は、それらを苦もなくクリア。低いハンドルのバイクをここまで自在に操るその技術には、ただただ感心させられました。

バイクへの熱意と行動力
少しお話を伺うと、彼女も私と同じ神奈川県からの参加とのこと。県外の練習会にも積極的に足を運んでいるそうで、その熱意とスキルの高さに納得しました。同じ神奈川から来ているというだけで、親近感が湧きます。
リターンライダーとの偶然の出会い
そしてもうひとり、印象的な男性ライダーと出会いました。年齢は私と同じくらいでしょうか。彼の愛車はHONDA CB1300SB。その大きな車体を、しなやかに操っている姿が印象的でした。
お話を伺うと、若い頃はレーサーレプリカ、もしかするとNSRあたりに乗っていたとのこと。しかし、しばらくバイクから遠ざかり、約30年の時を経て再びバイクの世界へ。そしてリターンと同時に大型二輪免許を取得し、新車でCB1300を購入されたというから驚きです。

大型バイクに挑む勇気と情熱
リターン直後、Uターンで立ちゴケを経験し、「これはマズい」と感じたことがきっかけで、こうしたバイクの練習会に積極的に参加されているそうです。その行動力には本当に驚かされました。神奈川・横須賀から茨城、そして今回の埼玉・川越と、遠征して練習会に参加しているとのこと。長年バイクに乗っている私ですら、ここまで足を伸ばすのは正直躊躇してしまいます。本当に情熱の塊のような方だと、心から感心しました。
雨にも負けないバイク愛
当日の朝、横須賀は雨模様だったそうです。「行くのが嫌になっちゃいましたよ…笑」と、さりげなく話す彼の笑顔に、思わずこちらも笑顔になりました。雨にも負けず、遠くまでバイクで赴く。その飾らない人柄と深いバイク愛に、心を打たれるひとときでした。
出会いがくれる新たな刺激
こうした出会いがあると、自分もさらに上を目指して頑張ろうという気持ちが強くなります。ライディングスクールは、単なる技術習得の場所ではなく、同じ志を持つ仲間たちと刺激し合える貴重な場だと、改めて実感した一日でした。
まとめ:交流から得た学びと気づき
ライディングスクールは単なる技術向上の場ではなく、同じ志を持つ仲間との交流を通して、多くの刺激や学びを得られる場所。今回の出会いや会話は、私自身のバイクとの向き合い方にも新たな視点を与えてくれました。
次回もこの体験を糧に、より良い走りを目指していきたいと思います。
