秋の空が澄み渡る10月の三連休中日、私は今年4回目となる「スラロームマニア」に参加してきました。
元白バイ隊員OBによる直接指導を受けられるこのライディングスクールは、毎回新たな発見や課題を与えてくれます。
今回も会場の雰囲気や参加者の様子などを私の視点でお届けします。
到着までの道のりと、会場の熱気
関越自動車道を使い、三共自動車教習所へ向かいます。
三連休の中日とあってわずかな渋滞はありましたが、事前の計画通りゆったりと到着。
到着時はまだ5台ほどの静かな空気でしたが、時間が経つにつれて常連の顔ぶれや初参加の方が続々と集まり、最終的には26台のバイクが並びました。
車種も実に多彩。
アップハンドルのスポーツバイクが主流な中、セパレートハンドルのスーパースポーツが2台、スラローム仕様カスタムされた小型車が1台、さらにはこの手のスポーツライディングスクールには珍しい、重量級1600ccの大型ツアラーが存在感を放っていました。
また自走で来る方が殆どですが、トランポでバイクを搬入する方もいて、そのスタイルの違いにも各人のこだわりが垣間見えます。

準備から慣熟走行へ——緊張と集中の時間
受付を済ませ、全員でミーティング・ストレッチ・車両点検を行います。
安全への意識が自然と高まるひとときです。
そして、いよいよ慣熟走行の時間。
前回は開始直後に先導の指導員から大きく離されてしまった苦い経験があるため、今回は肩の力を抜きつつも、意識を集中して先導車に食らいつくことを心がけました。
アクセルワークやライン取りに注意を払いながら、余裕を持った走りを試みます。

次回へ続く。

