初めてのツーリングから約2カ月。職場の先輩ライダーに誘われて、富士山周辺を走ることに。
舗装路を抜け、山の奥へ奥へと進むうちに、ついに目の前に現れた“未舗装の道”。初の林道走行で感じた興奮と緊張、そして少しの恐怖を綴ります。
初めての林道走行
初めてのツーリングから約2カ月後、前回のツーリングに行ったメンバー2人から「今度は富士山周辺に走りに行こう」と誘われました。
メンバーの2人は、ひとりは高速道路の渋滞すり抜け時に先導(?)してくれた頼れる職場の先輩、もうひとりは職場の同期で、私をバイクの世界に引き込んだ張本人。
どちらもホンダXLR 250を駆るベテランオフローダーでした。
装備も気分も「オフローダー」仕様に
この頃はちょうど装備を揃え始めたタイミング。
オフロードヘルメットはショウエイのVFXシリーズ・デーモンブラッドショーレプリカ、モトクロスウェアはFOX、ブーツはアルパインスター。
いわゆる“形から入る”スタイルでしたが、それがまた嬉しくて仕方ない時期でした。笑
もちろん、今回のツーリングはこの新しい装備一式で挑戦。
初心者ながら理想のスタイルで乗ると気分が上がるもので、朝から少しテンション高めのスタートとなりました。

富士吉田へ向かう道中――初心者の試練
バイクで中央高速を走るのもこの日が初めて。
ベテラン2人に必死でついて行きながら、なんとか富士吉田付近で高速を下りました。
そこからは山道へと入り、車が少なくなるにつれて道はどんどん細く、険しくなっていきます。
気づけば周りは木々に囲まれた林道のような雰囲気に。
そしてさらに奥へ進むと――舗装が突然途切れ、目の前には荒れたダート路が現れました。
そう、これこそ今回の目的である“林道”の入口だったのです。

初のダート走行、ただ必死に追いかける
先頭の2人が止まり、「そのまま後ろからついてきてね」と一言。
次の瞬間、ダートをかなりの速度で走り出しました。
私は「えっ!? こんなにスピード出すの!?」と心の中で叫びつつ、ここで遅れたら完全に迷子になると思い、ただ必死に追いかけるしかありませんでした。
2人は終始楽しそうに走っていましたが、私はというと、ガタガタの未舗装路と轍に足を取られそうな状態…。
何度も足を取られそうになりながらも、なんとか食らいついて行きました。
続く。
