オフロードへの情熱 バイクデビュー、ちょっと人とは違う道を選ぶ
バイクというと、舗装された道を颯爽と駆け抜けるオンロードバイクを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし私が選んだのは、今までの投稿で説明させていただいた通り、泥と汗、そしてロマンが香るオフロードバイクでした。
中型バイクの黄金時代
時は1994年。今では考えられないかもしれませんが、1980年代から当時にかけて、国産4大メーカーが400cc未満のバイク開発でしのぎを削っていた、まさに“黄金時代”でした。
バイクショップに並ぶラインナップは、まさに夢のような充実ぶり。オフロードバイクも例外ではなく、2ストローク・4ストロークはもちろん、エンデューロレーサー風やラリーレイド風、さらには「トレッキング?」なんてジャンルまでありました。
色々なバイク屋へ足を運ぶたびに目移りしてしまい、まさに“カオス状態”でした。
林道ブームとオフロード全盛期
当時の先輩ライダーに話を聞くと、エンデューロレースや林道ツーリングのブームが、オフロードバイクの盛り上がりを後押ししていたそうです。今思えば、なるほどと納得できます。
今から30年以上前の車両を改めて写真で見ても、形もスペックも現代の数少なくなってしまった国産メーカーのオフロードバイクに比べても、全く見劣りはない(というか当時の方が良いかも…😅)くらいです。

SUZUKI WORLDでの運命の出会い
そんなバイク屋巡りの旅の果てに、私が最終的に恋に落ちたのは——SUZUKI WORLDで出会った、あの魅惑の黄色いバイク。そう、**RMX250S**です!
一年型落ちの売れ残り(…と言っても新車ですよ☺️)ということで、ちょっぴり値引きされたことに心が揺れ、ボーナス一括払いで購入することを即決。お値段は確か50万円前後。今振り返っても、スペックもルックスも「最高」の一言に尽きました。
ついに納車、そしてバイクライフの幕開け
契約から約2週間後、ついに納車の日がやってきました。
そして、いよいよRMX250Sとのバイクライフが始まります。
注: 掲載写真の車両は、エンデューロレーサーのRMX250(競技車両)です。
RMX250Sは保安部品がついた一般公道向けとなります。
当時の写真があまり残っていないので、イメージとして掲載させていただきました。