前回の続き
最後尾からスタート
今回のコーススラロームでは、あえて最後尾からスタートすることを選びました。
まずは自分の身体や視線をじっくりコースに慣らしたかったからです。
先頭集団は常連の方々で固まっていて、そこには独特の緊張感が漂っていました。
少しずつ前へ、そして訪れる終了の合図
気温が上がる中、私も少しずつ前の方へポジションを移していきます。
「もう少し走っていたい」と思い始めた頃、練習終了の合図が。
時間は本当にあっという間に過ぎていきます。
3年ぶりのコース、そして自分への苛立ち
実はこのコースを走るのは2回目。
前回は3年前のことでした。クランクやS字がかなりタイトで、タイヤが縁石に当たるのでは…という不安。
どうしてもスロットルを大きく開けられず、ライン取りも甘く、スピードも伸び悩む。
思うように走れない自分に少し苛立ちを感じてしまいました。

休憩時間も学びの場
休憩時間、最速と評判の参加者がコーナリング中の操作について、他の参加者の方に質問されている場面に出くわしました。
最速と評判の参加者の方の話を近くで聞いてみると、「コーナリング中はスロットルを戻さず、パーシャルでキープ。
そしてコーナーを抜けたら一気に開ける」というアドバイスをされていました。
私はついコーナリング中にスロットルを緩めてしまいがちなので、次回はこの点を意識してみようと思います。
バリエーション豊かな直線スラローム
続いて直線スラロームの練習へ。
普段は1速ですが、今回は2速のみ、右手のみ、スタンディング、さらにはパイロンタッチ(パイロンの先端を手でタッチしながら通過)など、バリエーションも豊富は練習内容でした。
理想の動きに近づけるよう何度も挑戦しますが、思うようにはいきません。
本当にバイクの練習は奥が深い。その難しさゆえに面白さも格別です。
次なる課題へ
この後は、いよいよ急制動の練習が待っています。
(続く)