急制動練習にチャレンジ
今回は、バイクの急制動練習について書いてみたいと思います。
急制動とは、バイクをできるだけ短い距離でしっかりと止めるためのテクニックを身につける練習です。
今回のスクールでは、特に指定されたスピードはなかったものの、私は日常走っている速度域の時速50〜60キロで「どれだけ短い距離で止まれるか」と「目標地点ギリギリでピタリと止まる」という二つのパターンで繰り返しトライしました。
リアブレーキの課題とインストラクターのアドバイス
実は私、どうやらリアブレーキを強くかけすぎる癖があるようで、何度かリアタイヤをロックさせてしまう場面が…。
滑りながら止まることになり、インストラクターからもしっかりと注意を受けてしまいました。
また、目標地点でピタリと止まる練習では、慎重になりすぎて早めにブレーキをかけてしまい、「もっとギリギリまで我慢して」とアドバイスをもらう場面も。
逆に思い切ってブレーキを遅らせると、今度は止まりきれずに目標地点をオーバーしてしまい、なかなか思うようにはいきません。
改めて「ブレーキ操作は本当に奥が深い」と痛感しました。
もしブレーキ操作の精度を上げることが出来れば、もっと自信を持ってスロットルも開けられるのだろうな、と思いつつ、まだまだ鍛錬が必要と実感しました。
午後はコーススラロームに挑戦
午後は、午前中に練習したスラロームと急制動を組み合わせたコーススラロームに挑戦する時間となりました。インストラクターからは「午前中の成果を活かして走ってみてください」と温かい言葉をかけてもらい、その励ましが背中を押してくれました。少し緊張しながらも、コースへと向かいます。

コースの難しさと、もどかしさ
いざ走り始めてみると、コース自体はとても楽しいのですが、クランクやS字区間は思ったよりも狭く、アスファルトの轍や縁石も気になってなかなか思い切ってスロットルを開けることができません。それでも、できるだけスムーズなラインどりを意識しながら挑戦を続けましたが、思うようにはいかず、もどかしさを感じる時間となりました。
続く。